2013年9月29日日曜日

大きなうな丼

最近はウナギの稚魚が取れないようでウナギの値段も高騰し、食べに行ける機会も少なくなってきました。
江戸川区役所の近くにお腹一杯うなぎが食べられる店があると聞き、行ってきました。
お店の名前は「和友」といい、表通りから一本裏に入ったところにあるこじんまりした店でした。(お店の写真は撮り忘れました)


カウンターに座りメニューを見るとやっぱり不漁のため値が上がってるのか、それとも質の良い鰻なのかは分かりませんが、なかなかいいお値段です。
鰻は備長炭で焼いてるようです。
うな重を頼みたいところですが、お財布と相談して今回はうな丼にしておきます。


出てきたうな丼は、まるで丼の上に座布団が乗っかてるような感じです。
この大きさなら2400円も決して高いとは言えないかもしれません。


肉厚な身はふっくらと焼き上がっていて見ただけでも美味いとわかります。


うなぎをめくってみると、ご飯はどんぶりの縁一杯までなみなみと盛られてました。
大盛りで頼んだわけではありません。
隣の人はうな重を頼んでましたが、そちらはうなぎがお重から溢れんばかりの量でした。




2013年9月25日水曜日

塩原のとて焼き

「とて焼き」とは、2年程前に塩原温泉で発祥した新しいお菓子です。
塩原産の牛乳と卵を使いクレープの様に丸あるく焼き上げた物です。
その生地はクレープとどら焼きの中間といった感じで、お店により中に入れる具はそれぞれです。
名前の由来は塩原温泉街を往き交う「トテ馬車」から来てるそうです。
とて焼きを提供するお店は全部で12軒あり、30分くらいで全部のお店が廻れるくらいに密集して、とてとて歩きながら食べ歩きができます。

先ずは一軒目の「今井屋製菓」です。

「温泉まんぢう」の看板の饅頭屋さん、あんこから全て自家製の保存料を一切使用してないそうです。


今井屋の「ふんわりロールとて」は、生クリームにつぶあん、抹茶の寒天に温泉まんじゅうが入ってます。
甘さは控えめでこれだけ甘い物が入ってますが、くどくありませんでした。


次は「くだものやカフェ通りの茶屋 藤屋」です。

このお店では店内で食べてみました。


元は魚屋だったのでしょうか?
くだもの屋なのにどうみても魚屋みたい。
冷蔵ケースの中には野菜や果物が入ってます。


そして冷蔵ケースの裏はカフェスペースとなっています、意外な組み合わせがとても面白い。


ここが冷蔵ケース裏側のカフェスペース、丸いテーブルが3つあります。
この場所だけ見ると、表の魚屋なのか果物屋なのかわからないお店とは思えないオシャレな感じです。
このギャップが凄く気に入りました。
ここではおむすびや、しもつカレーなど食事もできます。


コーヒーとセットで頼んだ「パフェとて」


季節の果物と自家製チーズムースが包まれてます。


最後は「幸楽寿司」です。

とて焼きって甘いものだけではなく、おかず系のお店もあるのです。
でもクレープのような生地に巻いたお寿司なんてB級の匂いがプンプンします。


幸楽寿司の「寿司とて」です。
ちょっと生クリームが入ってたりしないかなと、変な期待をしてましたがそんな事はありませんでした。
とての生地は他のスイーツ系とてとは違い、寿司屋流にアレンジしており玉子焼き風になって正統的なものに仕上がってました。


中身はマグロ、いくら、玉子焼き、カッパ、かんぴょう、海苔に、もちろん酢飯も入ってます。




追記
期間限定でとて焼き2周年記念で9月28日〜10月5日まで「メガとて」の特別販売をするそうです。
どんな巨大なとて焼きが出てくるのか楽しみです。


煮込みソースカツ丼

関東に住む人ならカツ丼と言えば玉子でトンカツを閉じた物が一般的ですが、地方にはカツ丼といえばソースカツ丼がデフォルトと言うところが結構多い。
福島県会津地方もソースカツ丼が一般的でご当地グルメとしても有名です。
そのソースカツ丼を玉子で煮込んでしまった「煮込みソースカツ丼」が会津若松にあります。


その煮込みソースカツ丼を提供するお店が「なかじま」です。
店構えはB級な感じと言うより、ちょっと高級店のような感じがします。


煮込みの他にちゃんと普通のソースカツ丼もあります。
1000円の普通の煮込みソースカツ丼を注文しました。


見た目はいわゆるカツ丼と変わりません。
最近は普通のカツ丼よりソースカツ丼を食べる事が多いので懐かしい感じがします。
しかしソースカツを玉子で煮込んでしまうと、どんな味になるのか想像がつきません。


柳津の玉子焼きに乗っかったソースカツ丼は食べた事がありますが、この様に煮込んだ物は初めてです。
一口食べてみるとソースの酸味がありますが、あまり違和感は感じませんでした。
むしろソースだけカツ丼よりマイルドで想像以上に美味しかった。


会津のカレー焼きそば

会津まつりの会津藩公行列を見に行ってきました。


会津まつりは先人達への感謝と会津戦争で亡くなった方々の鎮魂・慰霊といった意味合いのあるお祭りです。
会津藩公行列は約600名の人が甲冑など身に纏い市内を廻りました。



行列のコースでトミーフードの屋台を発見したのでカレー焼きそばを食べました。


会津のカレー焼きそばはカレー味の焼きそばではなく、焼きそばにただカレーをかけただけのシンプルな物です。



レギュラーサイズのカレー焼きそばを注文、麺は平べったい。


こちらはカレーとミートの両方が楽しめるミックス。


昭和50年頃から会津若松で食べられてたそうで、地元の人たちにとっては青春の味を言われてるそうです。
一度は惜しまれつつ閉店したトミーフードは2007年に復活し現在に至ってます。

2013年9月24日火曜日

三津谷の登り窯

喜多方市内で散策を終えて三津谷の登り窯へ。
市内から少し離れたところにあるので車で移動します。


この窯が作られたのは明治23年で当時は7室の登り窯でした。
その後二代目が大正時代に増築して捨て窯を含め10室の連房式登り窯となったそうです。
創業者の樋口市郎という人は大変研究熱心な人物で棟瓦を改良して特許取得をしたり、積雪寒冷に耐える釉薬煉瓦を考案しております。
釉薬煉瓦とは普通の煉瓦に益子焼の釉薬を掛け焼成した煉瓦です。

明治末から大正時代がこの窯の最盛期でしたが大量生産時代の波に押し流されて昭和45年閉鎖のやむなきに至ったそうです。



全幅5.1m、全長18mで一回で約1万個の煉瓦が焼ける、燃料は赤松。


現在は年に数度しか火が入らないそうですが、行った時はちょうど火を入れてるところでした。
煉瓦を焼いてる様子やお話しを聞く事ができました。


6年前の平成19年に近代化産業遺産に選定されてからボランティアの人たちによってこの窯は維持・保存されてます。
使わないと湿気などで窯が崩れてしまうそうです。


この三津谷の登り窯は、窯の維持だけでなく技術の伝承もボランティアの人たちによって行われている生きた遺産なのです。
この様な技術が今の日本の発展の礎になっているのだと感じました。

喜多方の近代化産業遺産


久しぶりに喜多方まで足を伸ばしてみました。
喜多方の目的は、ふいに喜多方ラーメンを食べたくなったのと、近代化産業遺産に選定されてる登り窯を見てみたかったからです。

まずは朝食に朝早くから営業してる「まこと食堂」でラーメンを食べる事にします。
9時をまわったばかりなのに長蛇の列が出来てます。
40分位並んでようやく店内に入ることができました。


並んでも食べてみたいラーメンです、腹ごしらえを終えていざ市内の散策へ。


少し歩いたところで見つけたお店です、やってるのかやってないのさっぱり分かりません。
洋食盛皿肉鍋丼類中華麺ってどんな食べ物なんだろう?
営業してるのならちょっと食べてみたかったのですが、入り口を発見する事ができませんでした。




若喜商店の煉瓦座敷蔵です。
縞柿の木材を使った座敷がある、近代化産業遺産に認定された建築物です。

次は大和川酒造の煉瓦煙突に向かいます。

飯豊山の伏流水を仕込んだお酒を作ってます。
ここの館内は酒蔵の見学や試飲などが出来ます。





煉瓦の煙突を間近で見る事ができます。


続いて若喜商店の大女将に教えてもらった甲斐本家へ。



螺旋階段を間近で見たかったけど、残念ながら座敷蔵は震災の影響で入る事が出来ませんでした。
この後、三津谷の登り窯に向かいます。



日本一まずいパンVS日本一おいしいパン

喜多方のまずいパンを売る店、山口食品。


以前このブログでも書いた日本一まずいパンを売っている店ですが、ここで日本一おいしいパンも売ってました。


どちらも日本一の名乗るおいしいバターパンとまずいバターパンでどの位味が違うのか対決しました。

日本一、まずい、バターパン
日本一おいしい白バターパン
両者とも一個50円と大変リーズナブルなお値段です、見た目大きさ共にほぼ同じです。
原材料が少し違っていて、まずいパンにはマーガリンが入ってます。
不味さと美味しさの違いはマーガリンの有無が決定的な差なのかは今のところ不明です。

次は中身のチェックです。

日本一、まずい、パターパンの中身
日本一おいしい白バターパンの中身
まずいパンの方はやや黄色みかかったバタークリームがサンドしてます。
おいしいパンの方は白いクリームがサンドしてます。

一口づつ食べてみるとパン自体の味は両方とも変わらず、美味さと不味さの違いはクリームあると確証します。

まずいパンをクリームと共に食べてみます。
子供の頃に食べた懐かしいバタークリームの味です、どの位不味いのかと言うと個人的には好きです。
むしろ美味しいです。

今回初めて食べる日本一おいしい白バターパンを食べてみます。
白いクリームは生クリームではなく、バタークリームでした。
しかもジャリジャリとした砂糖の粒が入ってました。
これが日本一美味しいかと聞かれたら??ですが、個人的にはこっちも好きです。

どちらが美味いか勝敗付けがたし。
しかし日本一まずいと謡ってるいるのに以外に美味しかった「日本一、まずい、バターパン」の負けです。