2013年4月14日日曜日

ノカンゾウソバ

栃木県鹿沼市の上永野という地域は県内でも有数の蕎麦の産地です。
何軒もの蕎麦屋を食べ歩きましたが、この辺のどの蕎麦屋に入ってもハズレがないと言っても過言ではないほど美味い蕎麦屋が多い地区です。
その上永野の「永野山荘」でちょっと変わった蕎麦を見つけました。


見た目はこの辺りでは普通に食されているニラ蕎麦のようですが、「ノカンゾウ」と言う野草が入った蕎麦なのです。


ノカンゾウは漢字で書くと「野萱草」と書きますがメニューには「野甘草」と書いてありましたが、おそらく同じ物だと思います。
野萱草とはユリ科ワスレナグサ属の多年草でニッコウキスゲ(日光黄菅)も同じ仲間です。


この「野甘草そば」ですが食感はシャキシャキとして甘味があります。
ニラの香りと蕎麦のマッチングも捨てがたいですが、ノカンゾウはニラのような強い香りはないのでニラ蕎麦に比べると蕎麦の風味が際立ちます。



春の息吹を感じられる山菜を中心とした天ぷらはサクサクと軽い食感で、抹茶塩で頂きました。


座敷もあるのですが外の風景を楽しみたかったのでテラス席で食べました。



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