2012年4月12日木曜日

栃木のじゃがいも入り焼きそば

以前「焼きそば 櫻井」の常連さんから教えて頂いた、じゃがいも入り焼きそばの隠れた名店に遂に行くことができました。


店には焼きそばの暖簾が掛かるだけで看板も店名も出ていない。
市内から少し離れた所で、お店の場所も非常にわかりずらいし、店の前の道は乗用車がすれ違いもできないほど狭い。
前回訪れたときも探すのに非常に苦労しました。
今回も休みだったらとの不安もありましたが、営業してました。
店の中はとても狭くて小さな小さな4人掛けのテーブルが2つだけ、お店では近所のおばあちゃん2人とお店のおばあちゃんが和やかにお喋りしてました。
前に聞いた話だと全ておばあちゃんの手作りだそうです。


メニューは壁に貼られたこの紙だけです。メインは惣菜の販売っぽいです。
焼きそばと餃子を注文しましたが、餃子は売り切れでした。
44年前にお店を始めたそうで開店以来ずっと手作りを貫いてるそうです。
餃子は近くのラーメン屋などに卸してるそうで一人で一日に200個以上は作ってるとの事、先ほど作り置きの餃子が全ての売れてしまったそうです。
そう聞くと餃子の味が気になってしょうがない、近々にまた来なくては。
そんな話をしてるうちに焼きそばが出来上がりました。


栃木名物のじゃがいも入り焼きそばの小、麺は一玉分です。
具はじゃがいもとキャベツにイカが入ってます。



濃すぎず薄すぎず食べ進んでも飽きがこない味です。これぞ焼きそばのお手本という感じで44年の年季が感じられました。


お店の名前を聞くと特にないそうですが一応「たかだ」と言うそうです。

2012年4月8日日曜日

春の栃木路

この週末東京では桜が満開です。
もしかしたら桜とカタクリの花が見れるかなと、思いを馳せつつ栃木へ出かけました。
目指したのは栃木県都賀の大柿カタクリの里です。
ところが着いてみると東京から100kmと離れてないのに桜どころか梅が満開でした。


例年ならば桜も咲いてるはずなのに今年は寒かったせいか桜の蕾みはは固く閉じたままでした。


この梅の木の向こう側の山の斜面にカタクリが群生してます。
逆に桜は早かったけど、カタクリはちょうど満開で紫色の花があたり一面に見ることができました。




次は移動して星野の里に向かいます。

ここは個人所有ですが自生するカタクリを無料で一般公開しています。
ここに来るもう一つの目的は蕎麦です、特にこの時期は山菜と椿の花の天ぷらを食べることができます。
ところが諸事情でに閉店してしまったそうです。味もロケーションともに素晴らしかったのになくなってしまい非常に残念です。

昼飯はここからもう少し奥の「たろっぺ茶屋」で食べることにしました。


もりそばと天ぷら盛り合わせを頼みました。


太さがまちまちの手打ちそばは決して洗練された感じではないですが喉越しと噛み堪えの両方を楽しめます。
そして、タワーのような天ぷら盛り合わせです。
具はオカヒジキ、春菊、カボチャ、特大のシイタケ、ピーマン、ナスなど。
見た目の迫力がすごく、衣はサクサクです。




午後からは市内の散策に行きました。
巴波川(うずまがわ)には無数の鯉のぼりが泳いでます。



東京スカイツリーの高さに因み634尾いるそうです。

町並みを眺めながらぶらぶらと歩いていたら突然おばちゃんに声をかけらました。
連れて行かれたのは「工房 四季」というところ、版画や笠間焼きなど作っているそうです。
古い蔵を改装した工房でした。

古い建物や蔵の写真を撮影してたので興味があるだろうと思ったのでしょうか、建物の中を見せてくれるために声をかけてくれたようです。
好意に甘えてお邪魔しました。


2階に上がると焼き物や版画などが展示しており、立派な柱や梁なども間近で見ることができました。


2012年4月7日土曜日

製麺所の焼きそば

茂木にある製麺所「大兼製麺所」の直売所でお土産で買ってきた焼きそばを作ってみました。



麺はモチモチとした食感でソースの味とのバランスも良く買ってきて正解でした。


こちらのつけ麺はまだ食べてませんが、あげた人からはとても美味しかったと言われました。食べるのが楽しみです。

大兼製麺所は敷地内にSLが走る珍しいローケーションにあります。


工場に隣接された直売所には真岡鐵道の踏切を渡っていきます。



鉄道ファンにはたまらない立地です。この日は敷地内をSLが通るところは撮影できませんでしたが道の駅もてぎでは走るSLを見ることができました。



笠間のいなり寿司



いなり寿司といえば、味付けした油揚げに酢飯を詰めたものが一般的ですが、茨城県の笠間には蕎麦を詰め込んだそばいなりがあります。




笠間のお稲荷さん参拝の帰りに「きむらや」そばいなりとくるみいなりを購入。



お揚げの中に茹でたそばが入ってます。
茹でてから時間が経っているのかやや伸び気味です、一度できたてを食べてみたいです。
もう一つ買ったくるみいなりを食べてみます。


ぴかぴかの酢飯に胡麻とくるみが混ぜ込んでます、くるみのカリカリした食感と味付けが絶妙でした。

2012年4月4日水曜日

茂木のチャーハンマーボ

茂木で実に趣きある佇まいのお店を発見しました。


お店の名前は「まんぷく食堂」です。
「マーボチャーハン」の看板にただならぬオーラを感じ、ここで昼食を食べることにしました。
店内は座敷にテーブル2つにカウンターが5席ほどです。


看板はマーボチャーハンですがメニューにはチャーハンマーボと書いてました。
私は迷わずチャーハンマーボを注文、連れの一人もチャーハンマーボをもう一人はラーメンと半チャーハンマーボのセットを注文しました。
ほぼ満席状態となった店内を見渡すとほとんどの人がチャーハンマーボを食べてました。
カウンター越しに作る所を連れが立ち上がって観察、できたての熱々チャーハンをお皿の上にマーボのスペース作りの為に素手で隅に寄せて形を整えてる!と興奮気味に語ってます。
素人には真似できない熟練の技です。
形を整えたチャーハンの脇にお玉3杯のマーボを入れて完成です。


オーソドックスな玉子チャーハンと醤油ベースの麻婆豆腐です。マーボは見た目は辛そうじゃないですが結構な辛さです。







熟練の技が織りなす切り立った鋭いエッジの効いたチャーハンの盛りつけが美しい。