2010年12月16日木曜日

きつねやのホルモン丼(東京都 築地)

さすがに年末ですね。
築地の場外はもの凄い人です、人を掻き分け掻き分け歩いて行きます。
今日の目的は「きつねや」で昼飯を食う事です。


お店は築地市場場外の新大橋通りに面した所にあります。
カウンターが5席ほどと、歩道に設置してある立ち食い用の台があります。

ホルモン丼を注文します。
大鍋でグツグツと煮立った味噌味のモツ煮を熱々のどんぶり飯にぶっかけます。


それをガツガツと掻き込むように食うのが最も似合うスタイルです・・・・・が、猫舌の私には無理です。

 ・・・・熱すぎます、口の中が火傷して食道を通るホルモンの熱さでもんどりを打ちました。


濃厚な味噌味で煮込んだホルモンはとろける様な柔らかさで癖になります。七味をドバッとかけて寒空の下フーフーしながら食べました。

2010年12月12日日曜日

東京ゲートブリッジ

東京湾に建設中の東京ゲートブリッジに行ってきました。


若洲と中央防波堤を結ぶ橋で全長は2933mもある巨大な橋です。
この手の橋は吊り橋が多いのですが、羽田空港が近いので高さのある吊り橋はダメでトラス橋になったとか。


下は大型船を通すため橋はかなり高いです。
上も下も制限があるためこんなデザインになったのですね。まさに東京湾の門です。
若洲の海釣り場からは間近で美しくも迫力あるトラス構造を見る事が出来ます。




腹も減ったので築地まで行ってみました。
とりあえず場外をぶらぶらしてみたら通り挟んで両側に行列が出来てました。



両方とも玉子焼きのお店です。食べ歩き用に一切れ100円で売ってます、どっちが美味しいのかな?
悩んでても仕方ないので両方買ってみました。


山長、大定ともふんわりとした焼き上がりです、山長の方が甘いかな?
試食の結果夕飯用に一つの店で玉子焼きを買いました。

帰り道にもう一カ所、深川の小名木川に架かるアーチ橋の萬年橋に立ち寄ってみました。



 トラスで組まれたアーチが美しい橋です。すぐ近くには松尾芭蕉記念館があります。

2010年12月8日水曜日

鶏そば(東京都日本橋箱崎町)

一緒に仕事をしているTさんから教えてもらった「そば吉」に行ってきました。





地下鉄の水天宮駅からほど近い場所にあります。店は立ち食いスタイルです。



Tさんもお勧めの「鶏そば」は人気No.1のメニューです。ラー油と胡椒が合うとは?中華そばなのでしょうか??
とりあえず深く考えず外に置いてある券売機で食券を買います。
鶏そばは780円です。

奥のカウンターで食券を渡します。
お店の人が食券を受け取るとソフトクリームサーバーの様な機械のスイッチを押しました。
すると機械から、にゅるぅ〜っと そばが出てきました!
出てきたのはどうやら日本蕎麦の様です。
それを湯がいて冷水で洗いどんぶりに盛り、つけ汁を器に入れてあっという間に出来上がり。


どんぶりに並々に盛られたそばは結構な量があります。並みでこの量だと大盛りはかなりの量になりそう。
そばの上にはきざみ海苔と長ネギ胡麻が乗り、油の浮いたつけ汁にはゴロゴロとした鶏肉が入ってます。

冷たいそばを熱いつけ汁に付けていただきます。

ん!そばつゆと言うよりラーメンやつけめんのような感じです。全然そばっぽくない。。
そばにラー油味のピリ辛は初めての感覚です、例えるなら勝浦式のそばバージョン?
最初は少し戸惑ったけどちょっと癖になりそうな味でした。
次回は豚そばに挑戦してみよう。

2010年12月5日日曜日

じゃがいも入り焼きそば(栃木県栃木市)


また焼きそばネタです。
栃木県の大平山に紅葉の撮影に行ってきました。
この日は抜けるような青空で絶好の撮影日和でしたが、風が強く何とも微妙な状況。
撮った写真の出来もそれなりでした。

午前中に撮影も終え、巴波川の船でも乗ろうと市内に下りました。
この町は何度も訪れてますが船に乗るのは今回が初めてです。


船に乗った視線で見る町並みはとても新鮮でした。


乗船後は蔵の町直売所に立寄り「宮ねぎ」を購入しました。
宮ねぎとは栃木地産のねぎでずんぐりとした形から別名「だるまねぎ」とも言われてます。
身が柔らかく、とろりとした甘さが特徴です。
帰りの車の中がねぎ臭さで充満しました。



腹も減ってきたので嘉右衛門町通り裏にある焼きそば屋に向かいます。
今回のお店は「焼きそば 櫻井」です。


元は京染め物のお店で今でもその当時の暖簾がかかってました。


染物屋さんが焼きそばなんて面白いなぁと思い話を聞いてみたら、数年前まではすぐ近くに何十年も前からある焼きそば屋があったそうです。
地元の人の話ではその店が栃木の「じゃがいも入り焼きそば」の元祖とか発祥と噂される伝説の店だったらしいです。
店を切り盛りしていたおばあちゃんが高齢のため店を閉める際に、染物屋のご主人がその味を引き継ぎ伝承したそうです。

店はテーブルが一つだけ、3人で満席です。
メニューは300円と500円のみ、実にシンプルです。300円を注文し、 席について卓上のコーヒーを飲みながら焼き上がりを待ちます。
待ってる間も持ち帰りのお客さんが絶え間なく訪れ注文して行きます。
殆どのお客さんは店で食べるのではなく持ち帰って家で食べるようです。

いよいよ焼き上がりです。


麺は中沢製麺の二度ぶかし麺を使用、具は小ぶりのじゃがいもとキャベツ、青のりとイワシの粉がかかってます。
味は強烈なインパクトはありませんが、これぞ(栃木の)焼きそばのスタンダードと言うような味わいです。
食べ進むに従いその基本に忠実な味は飽きる事なくまで味わう事が出来ました。


そして常連さんから貴重な情報を頂きました。
ここから車で数分の所におばあちゃんが一人で切り盛りしてるお店があるとの事。
この店は焼きそばをはじめ、いもフライ・コロッケ・天ぷら・餃子など全て手作りで出してるそうです。
場所も非常に分かりずらかったけどなんとかたどり着く事が出来ました。
店には看板などはなく、やきそばの赤いのぼりがあるだけで店名すら書いてありません

残念な事にこの日はお休みでしたが、次回は食べてみたいと思います。




 

2010年11月28日日曜日

千葉の細道

友人から千葉の山中に「軽トラ道」と呼ばれる道(友人が勝手にそう呼んでるだけかも?)があると聞き、狭路・急坂・獣道など険しい道が大好きな私はその友人と共に散策に行く事に。

先ずは「関東の駅100選」に選ばれている上総鶴舞の駅に立寄ります。



駅前には大きな銀杏の木が見事に色付いてました。



そして駅のホームにはサンタ格好をしたの案山子が・・・・





そして「軽トラ道」の入口となる月出小学校へ到着です。




友人が言う「軽トラ道」とは「江戸道」と呼ばれ、江戸と大多喜を結ぶ古い街道跡で一部は昔のままの姿で残っている道でした。


月出小学校から畜産団地までの道が舗装はしてあるけど細く曲がりくねった尾根道で、車で走るともの凄く心細くなる道です。
その道をしばらく走ると民家のある三叉路にでます。


 右へ行くと畜産団地、左に進むと江戸道の本線となりますが、車が通れる道ではありません。


ちょうどこの場所に住む人に江戸道についてのお話を聞く事ができました。
この石碑は江戸時代から残ってるもので風化が進んで表面の文字は読み取りづらいですが、方面と方角が記された道標です。


三叉路より畜産団地側へ下り大久保林道に向かいます。


この辺りはこのような小さなトンネルがとても多い。
紅葉が見事な大久保林道を通り抜け小湊鉄道の月崎駅に向かいます。



月崎駅近くに将棋の駒のような形の小さな素堀トンネルを通り飯給方面に向かいます。


このトンネルも非常に狭く車1台分の幅しかありません。
途中の分岐を山側に進むと更に狭い道があります。

こちらは下り方面
下り方面は軽トラがぎりぎり一杯の道幅で、上り方面は更に狭く車両での進入は困難です。

この上りの先のコーナーはセローでもフローティングターンをしないと曲がれません。
この狭路を下って行くとちょっと開けた所に出ました。
遮断機はありませんが踏切があります。
踏切脇の看板には2輪を除く車両の通行は出来ないと書いてあります。



狭い踏切の先の道は更に狭く・・・・


若干心細くなりましたが、あっと言う間に広い道にでました。広い道と行っても車もすれ違い出来ないような田んぼ道ですが。

ちょうど腹も減ったので平山の志保沢商店に向かいます、また昼飯は焼きそばです。
天気が良いせいかライダーのお客さんで溢れかえってました。

2010年11月21日日曜日

どぶそば(茨城県下館)

真壁の田中商店の焼きそばを食べたときに、下館にも焼きそばの名店があるとの情報を得て早速調査に行ってきました。

下館は国道294号と50号が交わる場所にあります。
そこで気づいたのが、国道50号って下館から西に向かうと足利や太田があります。
足利も太田も焼きそばの有名所です、同一線上に3カ所以上の点が存在する国道50号って「焼きそばベルト地帯」と言っても過言ではないと思います。
更に、結城・館林・桐生などのうどんの名産地とも重なります。
この地帯は深く調べると面白い小麦粉文化が見えて来るかもしれません。

下館の「どぶそば」なんともインパクトのある素敵なネーミングです、名前の由来はお店がどぶ川のすぐ脇にあり、地元での愛称とのことです。
屋号は「中山屋」と言い、つい最近までとても古く趣のある建物だったようですが、建物は新しく建て替えられてどぶ川も蓋をされています。
伺った時は店の目の前が道路工事中でした。


メニューの焼きそばは値段のみ、200円〜1000円まで表記されてます。


成人男性なら400〜500円がちょうど良い量です。お店の方も親切で量を聞くとお皿に麺を盛ってどの位の量か教えてくれました。


 500円を注文しました。
細めの麺で余計な水分がなくカラッとした焼きそばです、味付けは薄味でソースも混ざり方にムラはありますがとても美味。
卓上の青のりとソースと一味で味の変化つけるとまたひと味違ってきます。
下館までわざわざ行った甲斐がありました。

2010年11月13日土曜日

真壁の焼きそば(茨城県)

蕎麦屋が休みだったので店探しを兼ねて真壁の町を散策することに。
古い木造の建物や土蔵など、趣のある建物が点在するとても魅力的な町だ。
2月〜3月にかけては寒い中訪れた人をもてなすために「ひなまつり」も行われる。町の人もとても親切で訪れる人にとても温かい町と感じた。






先ず発見したのがホルモン焼き屋、なんとも情緒ある佇まいだ。


しかしながら現在は店内では食すことはできないそうだ。
女将さんが近くのお店を紹介してくれた。



ここが紹介してもらった「田中商店」です。


ぱっと見た目は食料品店、のぼりが無ければ飲食店とは気づきません。



焼きそばが売りの店なのでしょうか、「昭和ロマンの味」どんな味なんでしょうか?期待に胸が膨らみます。



店内も昭和テイストが漂ってます、食事のメニューは基本的に焼きそば類とラーメン類のみ、ご飯ものは無いようです。
とうがらし・こしょうを使ったいたずらって?

早速、焼きそば玉子入りを注文。


運ばれて来た焼きそばを見て思わず「おお!」と声をあげてしまった。
見た目から何とも美味そうです。
目玉焼きの上にかかったソースが食欲をそそります。

目玉焼きはふんわりとして絶妙な焼き加減です、その下に細かく刻んだ魚肉ソーセージが仕込んでありました。


目玉焼きとソースとソーセージが良く合います。
そしてオリジナルのブレンドソースで味付けした焼きそば本体もコクがありとても美味。
昭和の味恐るべし。